とある業者へ交渉へ行ったのだが、そこの会社は家族でやっている会社でした。
お兄さん(Winさん)が社長。弟(Yanさん)がそのサポートをしている感じ。
というのも社長は英語が喋れない。対して弟は10年間シンガポールで働いていたこともあって英語が達者。
YanさんはもともとIT系の仕事をしており、今もフリーランスとしてエンジニアとしてシンガポールから案件を引き受けている。
彼はお兄さんの仕事を英語通訳としてサポートしながら、自分もIT事業会社を立ち上げる予定でいるのだ。何とも頼もしい。
ミャンマーでは国内産業がダメダメである為、優秀な人材は国外で働くことが殆どだ。
彼曰く「No Choice」なのだそう。シンガポールかタイで働くパターンが多い。
優秀な知識労働者はシンガポール・肉体労働者はタイ。そんな構図がここにはある。
彼らのしてきた苦労は計り知れないし、そんな彼らが僕らをお客さんと見てくれている事に対して身が引き締まる。
僕も頑張らないと。
きっと彼らには僕らが選択肢が有り過ぎて路頭に迷ってしまう人が多い日本社会の事は理解できないだろう。
いづれにせよ与えられた環境で、精一杯調整ンして頑張るしかないのだなとしみじみ思いました。
ではでは。