ユキさんミャンマー

Yuki san -Myanmar-

英語の発音で悩むあなたへエール

*2019年2月18日更新

 

ミンガラーバー、ユキさんです。にんにん 。

 

結論から言います。大学卒業まで留学経験がないまま来てしまった人はネイティブの発音を習得するべきではないと考えています。

ただし、英語圏への移住を考えている方はこの限りではありませんのでご注意下さい。

 

例えばこんな人がいるとします。

言語能力:ネイティブ

振る舞い:ネイティブ

考え方 :日本人

この方はネイティブなのでしょうか、それとも日本人なのでしょうか?

 

答えはゴリゴリの「日本人」です。

いくら言葉が喋れようとも、考え方が日本人である限り日本人です。しかし、英語がネイティブ並みに上手ければ相手はあなたの事をネイティブと同じ考え方を持っている人間だと一旦は認識します。

最初は良いでしょう。しかし、コミュニケーションが進むにつれ、どこかで必ず日本人的な要素が顔を出します。その時に、「この人すごい話し方とかめっちゃ僕らに近いけど、なんか違うなー」みたいに思われてしまいます。100%。

最初は僕らと同じ考え方を持っている人だと期待していたのに、「結局理解し合えない違う人間」と思われてしまう。しかも一度期待した分、がっかり度も高い。みなさんもあるのではないのではないでしょうか。「この人日本語喋れるけど、なんか違うな」っていう経験。

 

逆に、Japanese Englishは相手に自分が日本人である事を認識させる便利な役割を担っています。

言語能力:非ネイティブ

振る舞い:非ネイティブ

考え方 :日本人

紛れもなく日本人です。日出ずる国から来た日本人です。相手は異なる文化を持つ外国人として認識するので、相手も心構えをしてくれます。

その人と仲良くなるかはあとは価値観次第です。日本で友達なるか・ならないかの基準と一緒ですよ。僕の例を取れば、僕の彼女は英語ネイティブの外国人な訳ですが、なぜ彼女はおぼつかない僕の英語でも魅力的だと思ってくれたのか。

言語能力:非ネイティブ

振る舞い:非ネイティブ

考え方 :日本人+α

「考え方 :日本人+α」この部分があったからです。「途上国で働いている」という状況やそれに基づく価値観を共有がそれにあたります。

嬉しい事・ムカつく事・悲しい事・楽しい事、全てにおいて共感が出来るので話していて楽しいんです。僕がミャンマーで働いていなければ、確実に付き合ってはいなかったでしょう。

 

僕は「言語はツールでしかない」という輩は、大概語学を勉強しない奴の言い訳だと思っています。表現しない事には始まりません。言葉は表現する為の極めて重要なツールです。自分の考えを表現するにはお互いが理解できる言語でコミュニケーションする必要があります。

 

話が逸れてしまいましたが、必ずしもキレイな発音が良い訳ではない事がお分かり頂けましたら幸いです。繰り返しますが、英語圏への移住を考えている方はこの限りではありません。欧米人社会に溶け込むには言語能力や振舞いだけではなく、考え方も欧米人になる必要があります。

 

自分の目的に合わせて語学力やマインドをアジャストしていってください。

 

この記事が参考になれば幸いです。

ではでは。