ユキさんミャンマー

Yuki san -Myanmar-

帰国子女がなぜウザいか分かった

*2019年5月24日更新

 

「年功序列」「シャイ」な日本この点においては世界屈指。

故に人とのコミュニケーション方法も世界的に見ても変わってる。

 やっぱり、海外どの国においてもウケがよいのは、

・笑顔

・堂々としている

・ハッキリしている

・偉そうではない

 上記三つを満たすと圧倒的に外国人とのコミュニケーションがスムーズになる。

文化や言語が違うからこそ、表面的な要素が重要視される。

というか、世界的に見ればこの三つが初対面の他人と接する時のマナーみたいな所がある気がする。

 

でも日本人に上記三つを炸裂させると、「なんだコイツは?」みたいな感じ。

態度でかい。ウザい。は、その作り笑顔。キモい。生意気。かぶれてる。

僕の中最もその感じが出やすいのがレストランでの対応だと思っている。

 

海外ではこんな感じが一般的。

まず第一に笑顔で店員さんに挨拶をする。そして、目を合わせてハッキリと注文する。そして、注文が終わったら「ありがとう」と言う。時にフレンドリーさを見せる事も重要。もうかれこれ一年以上に海外にいるし、彼女がアメリカ人である事から、これらのポイントを守ると、店員さんの感じは格段に良くなる事がわかった。

 

しかし、この一連の行為をどれだけの日本人が行なっているだろうか?

冷たい感じで「Excuse me.」と言っていないだろうか?

メニュー表だけを見ながら料理を注文していないだろうか?

無言でメニュー表を店員さんに突き返していないだろうか?

*欧米社会では店員さんを呼ぶのはマナー違反であり、店員さんにしっかり目を合わせ・笑顔で手を上げるのが感じの良いお客さんと認識される。

 

んで、少し前に純粋培養の日本人達とタイへ旅行した。じゃあ、タイ飯でも食おうかと言う話になり、カオマンガイの店に入った。その時も、もちろん僕はいつものフレンドリーな感じで注文した。だって、それがマナーだから。けど、その時感じた。周りが「あれ、こいつカブれてるな」と思っている事を。

 

これまで、アンチ帰国子女として28年間生きてきた僕ではあるが、今この状況は、帰国子女を見るかのような目で僕は見られており、何とも悲しい気持ちになったのを覚えている。帰国子女のウザさって多かれ少なかれそう言う所から来るだんろうなと思った。まぁ、確かに日本人の普段のコミュニケーションとは大きく違う。

僕も大学生の頃にそういう奴がいたら「何こいつウザっ」って思っていただろう。けど、冷静に考えて欲しい。どちらの方が相手に対して好意的な印象を持たれるだろうか?言うまでもなく、非日本人的なフレンドリーなコミュニケーションが海外において好まれる。

 

まとめ

もちろん、そういう海外ウケするノリや雰囲気を日本人社会の中であえてやるのは良くないと思う。「日本ダサいよね」的なメッセージが含まれているのは、何ともはしたない。得てして、そういう感じが多い気がするが。

しかし、日本風なコミュニケーション方法は、外国人からしたら「失礼・冷淡」と受け取られる可能性が高いのも事実なのである。

外国人とのコミュニケーションにおいて、どのような感じで振る舞うかはその人の自由だけど、多少なりとも好かれたいなら日本的なコミュニケーションから離れるのが吉だと思っている。

 

こんな陰キャで人見知りな僕ですら、外国人とのコミュニケーションにおいては笑顔で堂々とハッキリした自分であろうとちょっと背伸びしている。

自分の価値観や文化を誇りに思うのは大事な事だけど、違う価値観や文化を尊重する事も同じくらい大切だと思っている。

 

もっと自分が変わる事に対しても寛容で、相手が変わる事に対しても寛容な人間になりたいと思う。

あれ、だいぶ話それちゃったかな。笑

 

 

ではでは。