ユキさんミャンマー

Yuki san -Myanmar-

日本人の陰キャ男子にアメリカ人の彼女ができた話 ①出会い編

どーも、ユキさんです。ミンガラーバー!

 

陰キャラ歴20年越えの僕と、陽キャ代表アメリカの女性が付き合うという超常現象が起きている。

僕の陰キャぶりはこちらの記事を読んで貰えれば分かる。 

www.kyoshinnhei.com

 

サンドリゲスナーである事は彼女に打ち明けていない。しかし、ブログやYoutubeをやっている事・週末はそれら活動にほぼ充てており、基本一人で行動している事を知っているので、既に陰キャである事はバレているのかも知れない。

それより、このブログを通して愛すべき僕の家族が僕の生存確認をしている事から、僕の陰キャぶりを今回家族に明かさなければならない。こっちの方がダメージがデカい。まぁ、それも一旦横に置いておこう。

 

アジア人である以上少なからず白人コンプレックスだったり憧れがあるのは事実だと思う。 僕だってずっと心の中では「人生に一度は白人の彼女と付き合って見たい」そう思っていた。

だが、一般的に言って、白人の彼女がいる男ってコミュ力の高い陽キャである事がほとんど。コミュ力が命と言っても過言ではない白人社会において、コミュ障の陰キャはクズ同然なのだ。そう、白人彼女を持つ事など日本人陰キャにとってはほぼ無理ゲー。

 

だが、僕に白人の彼女がいる。

世界的に見て陰キャレベル屈指の日本の中でも陰キャレベルの高いのが僕。そして、陽キャ代表国であるアメリカ出身の彼女。

これは僕の人生にとっては超ウルトラビッグサプライズであり、ミスチルの歌詞で言えば「モノクロの僕の人生に増やしていく水色オレンジ」状態。この事象を冷静かつ客観的に分析する事で、このブログを読んでいるという事は陰キャに間違いない男性諸君に少しでも何かの気付きになれば是幸いと思って記事を書いている。

 

皆さんにお伝えする内容として、こんな構成で書いていきたい。

①出会い

②付き合うまでのあんな事やこんな事

③どんなデートをするのか?

④二人の性格

⑤今後

それなりに長い記事になりそうなので、今回は「①出会い編」とさせて頂きたい。

 

①出会い

ティンダーで出会った。大人数の場が苦手な僕にとってこのアプリは非常に有難い。

ティンダーの使い方について知らない方の為に一応言っておくと、男女が簡単に出会う為のマッチングアプリ。

アプリをダウンロードして自分のプロフィールを設定すればOK。

女性の顔写真およびプロフィールが出て来るので、気に入ったら右はスワイプ(Like)・気に入らなかったら左にスワイプ(Dislike)。以上、超簡単。

男女お互いが右にスワイプした時点で、マッチングという事になり、チャットができる仕組みになっている。つまり、マッチングした時点で、ある程度相手の審査に合格している、且つ、一対一でコミュニケーションで取れる状態からのスタートになるので、次のステップに移りやすい。

世の中で男女の出会いとして一般的とされる、合コンやクラブでのナンパや欧米人大好きパーティーなど、陰キャが苦手とするソーシャルイベントに行かずとも、女性と出会う事が可能なのだ。前のインドネシア人の彼女含め、外国人の彼女は全てこのアプリを通して出会ったので、僕はこのアプリにSuper Likeを捧げたい。

一説ではこのアプリにより異性へのアクセスが容易になり過ぎた事で、逆に成婚率の低下を招いているとされているらしいが。そんな事はどんでも良いのだ。

 

何はともあれ、僕ら二人は右にスワイプをしてチャットする所から全てが始まった。

僕が彼女を右にスワイプした理由。それは、彼女が白人・英語ネイティブだったという事に尽きる。なんとも打算的。しかし事実だからしょうがない。白人の彼女を持つ事に対して憧れがあったし、もっと英語力を向上させる為には、英語ネイティブの彼女を持つ必要があるとひしひしと感じていた。結局、言葉は使わないと身に付かない。

逆に、一度「何で右にスワイプしたの?」と聞いた事があるが、答えてくれなかった。女性からすると聞くのは野暮だったようだ。しかし理由がとても気になる。

 

チャットを始めてかなり早い段階で食事に誘った。というのも、彼女はベトナムのハノイに住んでおり、ヤンゴンは出張で2週間ほど滞在するだけだったからだ。

一応OKの返事を貰ったが、その日は仕事が忙しくて残業あるかもしれないという話だったので、確実ではなかった。モヤモヤはしていたものの、とりあえず段取りだけはしておこうと思い、レストランを予約する事にした。

しかし、どういうレストランが良いのだろう?

やっぱ、彼女に合わせておしゃれなバーレストラン?それとも、日本男児らしく日本食??そもそも、僕はアメリカ人とすら話した事がほぼない。彼女は僕にとってエイリアン。何に喜び・何に嫌悪を示すのか皆目検討がつかない。

ネットで「アメリカ人 女性 デート」とか検索しまくった。

めちゃめちゃ悩んだ挙句、ヤンゴンでは高級な部類に入る日本食レストランにした。

理由は、一度ここに来た事があったのと、半個室風で料理も満遍なくあり味も美味しい「本格日本食レストラン」だったから。英語で言えば「オーセンティック」その言葉がふさわしい。

日本でもそうだが、口説きたい女性と食事に行く時は慣れている場所を選んだ方が良い。それは、こっちが有利に立てるから。やっぱり女性は自信があって余裕のある男性を好むので、自分のホームで戦うと大きなアドバンテージを得られる。スポーツと一緒。

結果としては、この選択は合っていた。彼女はとてもCoolだと喜んでいたし、そのお陰か会話も僕が想像していたよりも遥かに弾んだ。これがもし、欧米人がよく集まるバーレストランでおどおどしながら注文していたら台無しだった。その日の僕は120%の僕を表現できていたと思う。

やはり、男たるもの堂々と自信に満ち溢れている事が大事。日本人なら日本人らしく日本食で日本酒をクイッと飲む様を見せつけたい。顔は真っ赤だったけど。

日本食が世界でCoolとみなされている事に対してこれほど感謝した日はない。この時の会話の様子はこちらの記事を読んで貰えればある程度分かると思います。

www.kyoshinnhei.com

 

4時間くらい飲んだと思う。そりゃ必死だった。話すのにも聞くのにも。

その日の夜の事は正直必死すぎてあんまり覚えていない。

覚えているのは、会話の中身は初対面のはずなのに、かなり深い話までしたという事。

普通はもっと軽い・表面的な話とか面白い話をするのが普通だと思うけど。何でそうなったのかは覚えていない。そもそも、真面目な話が好きという僕の性格的な所もあると思う。ただ、冷静に考えてみれば、面白い話ってある程度文化を共有してないと伝わりづらい。それに比べて「人生とは?」とか「仕事とは?」って誰しもが一度は考える事だから、価値観を共有できる可能性は比較的高い。

映画がそれをよく表していると思っていて、世界共通で受け入られている映画って、コメディよりかヒューマン系の映画が多いと思う。しかも、哲学的内容って相手と共有できた場合、その人とかなり強い結び付きができる。仲間意識って言うんだろうか。

 

日本食レストランで侍魂を炸裂させた後、彼女が泊まっているホテルの下にバーがあり、そこでもまた飲む事になった。しかし、その時点で僕の英語集中力は切れていた。英語が出てこない出てこない。しかも、相手が何言ってるかほぼ聞き取れない。それでも何とか会話が続くもんだから、英会話なんてどうにかなるもんだ。お互いがお互いに興味・関心を持っている限り。1時間くらい飲んだだろうか。23時くらいにはなってたと思う。次の日仕事もあるしそろそろ帰ろうかみたいなノリになったのを覚えている。

 

そん時、僕は初めて欧米スタイルのハグを経験した。ぎこちない事この上なかった。笑

あれってみんな顔の位置と手の位置どうしたら良いのか分からないと思うんだけど、僕が思うに顔は左、手は右手を軽く背中らへんに添えるくらいが良いと思っている。

顔を右に傾けると相手が左に顔を傾けるので、超気まずい感じになる。

手を腰とか両手でがっちり掴むと恋人間のハグっぽくなってしまう。一方で手が宙に浮いてるとそれもまた変。

僕はその時、どうしたら良いのか分からず、顔を右に傾け、手は両手で腰をがっちり掴まえると言う一番最悪なパターンだったので、彼女がとても驚いていたのを覚えている。。。

 

恥ずかしすぎるハグをした後、彼女は振り向きもせず、ホテルのエレベーターに消えていった。名残惜しさゼロ。ちょっと振り向くとかないの?バイバイ的な??

「最後の最後でやってしまった。。。ハグでフラれる事になるとは。。。」

トボトボとタクシーに乗り込んだ。車中、「今日は楽しかったよ、またご飯行きたいな!」諦めの悪いメッセージをした。

ブーブー。

あっ、メッセージ来た。

「すごい楽しかったわ!まだヤンゴンにいるから、またご飯食べ行きたいな!!」

・・・えっ、楽しかったんだ。笑

 

それからは、何回も食事誘いまくって、彼女が帰るまでの一週間で3回くらい食事に行ったかな。それが僕と彼女の出会いです。

次回の記事は「②付き合うまでのあんな事やこんな事」についてです。

 

ではでは。