ユキさんミャンマー

Yuki san -Myanmar-

ミャンマーってどんなとこ?

今回はミャンマーという国について少しお話したいと思います!

アウン=サン=スーチーさんで有名なミャンマーですが、ミャンマーという国になったのは意外と最近で1989年の事です。

「アウン=サン=スーチー」の画像検索結果

つい最近までは軍部が国を統治していましたが、近年の民主化運動により2015年に民政化が行われました。そのシンボルが現国家顧問であるアウン=サン=スーチーさんです。

とはいえ、民主化が完全に進んだ訳ではなく、まだまだ軍部の力が根強く残っています。最近ではロヒンギャ問題などの民族問題も顕在化しており、完全な民主化に向けた道のりはまだまだ長そうな気配でございます。

経済面を見てみると「東南アジア最後のフロンティア」と呼ばれ、「日本含むたくさんの外資企業が進出を画策!」といった新聞記事を見る方もいらっしゃるかと思います。

 

では、実際にミャンマーで働いている人からすると、ミャンマーはどんな風に映っているのか?という所なんですが、、、あくまで一個人の情報と捉えて頂けば幸いです。

 

まず、政治に関してですが、政治的な影響を直接受けている訳ではないので、良く分からないのが正直な所です。選挙権もないですし。

ただ、ミャンマー人の中では、過去に行われた選挙においてNLD(ミャンマーの民主主議政党)が圧勝したにも関わらず軍部が改竄を行ったという話は、もはやギャグ話的な話として捉えられています。それぐらい、当時国民は軍部政権に嫌気がさしていたみたいです。ただ、現在のアウン=サン=スーチーさんの政策が国民が思ったほどにはスピーディーに進んでおらず、不満があるのも事実みたいです。

 

経済に目を向けると、確かに中国や日本などの外資企業の進出が近年目立っています。

日本は2012年から経済特区を設置を計画するなど、現時点で日系企業は約400社進出しており、邦人数は約2500人とされています。

*因みにお隣りの国タイは約5500社、邦人数約72000人とまだまだ小規模ではあります。

確かに肌感覚として外資企業が増えているのは感じます。僕の仕事の取引先も様々な国の企業ですし、あの国のこの企業が近々進出してくるという話も聞きます。

 

一方で生活環境はいかが?と言いますと、やはりまだまだ途上国といった感じです。電気は週に一回は小規模の停電が起こります。道路は現在雨季という事もありますが、かなりボコボコ。あちらこちらで陥没を見かけます。中古車の輸入が最近まで盛んだった為、ヤンゴン市内は日本の中古車で溢れ返っています。

*現在は中古の日本車(右ハンドルの車)の輸入は全面禁止されています。

交通手段はバスかタクシーがメインで、電車を一応あるものの本数が少なく、時間通りこない。途上国によくある感じでございます。

「ヤンゴン市内」の画像検索結果

*道端マーケットはそこら中で見れます 

 

まだまだ、発展途上といった感じですが、①人口5000万人を抱えている②中国・インド・タイ・カンボジア・バングラデシュと接しており、東南アジアの物流ハブとなる可能性を秘めている③周辺の東南アジア諸国の中で人件費が安い等の事から、

期待値が高いのは変わりないかと思います。

ここ最近は超チャット安(2018/09/25時点で1ドル=1600チャット)で、

かなり不安視されておりますが、ミャンマーで生活する僕にとっては是非とも頑張って欲しいと思っています。

 

長文失礼いたしました。少しでも役に立ってくれたら幸いです。

ではでは。