ユキさんミャンマー

Yuki san -Myanmar-

ヤンゴンの家探しに難航中

どーも、ユキさんです。ミンガラーバー!

 

9月から新居に引越しを予定しておりますが、なかなか難航しております。

現地採用の人は基本的に自分で家を探さなければなりません。

僕の場合はこれまでの一年間は会社の上司の家に居候という形で住んでいた特殊なケースです。しかし、9月から彼女がヤンゴンに来て同棲をする事が決まり、あたふたしながら家を探しておる訳です。

 

そんな話はさておき、これからミャンマーで働こうと思っている方へ向けて、僕のあたふた状況と共にヤンゴンの家探し事情についてシェアしていきたいと思います。

 

<物件探しの方法>

物件を探す場合、主に4つの方法があります。

①日系不動産仲介会社に依頼する

②ローカルの不動産仲介業者に依頼する

③FBを通して探す

*詳しくは下記記事をお読み下さい

www.kyoshinnhei.com

 ④ミャンマー人の友人の紹介を使って探す

 

基本的に①から順番にお勧めです。リスクを最小化するという観点で。

但し、日系でも詐欺まがいの事をやっている業者がいるという話もありますので、一人で決断するのではなく知り合いの評判などを聴いてから判断するのが一番でしょう。

 

<賃貸契約事情>

半年契約・一年契約が一般的です。契約開始日に全額もしくは半額を支払うのが一般的です。

例えば、500USD/Monthで一年契約の場合、

半年分の3,000USDもしくは一年分の6,000USDを契約開始日に支払う必要があります。また、仲介業者を使用した場合は、業者に一か月分のエージェントフィーを支払う必要があります。*その代り敷金・礼金はありません。

物件のオーナーさんは速く現金を回収したい且つ、簡単に賃貸者が出て行ってしまうのを防ぐ為にこのようなスタイルを取っています。

この点に関してもう一つ言うと、ミャンマーの一大財閥が展開する不動産会社ですら、半年契約が最小です。そして支払いは四半期毎。ミャンマーでは一番キャッシュのある会社でもそういう方針ですので、言い換えれば、ローカルのオーナーが主張する支払期間も頷けます。*オーナーと支払いに関するNegoは可能です。

 

<家賃相場>

現地採用の給料を考えれば、500USD/Monthが相場。

しかし、そのレンジで探すとなると結構苦労します。まず、駐在員の方が住むようなコンドミニアムは2000USD/Monthは余裕で越しますので選択肢から外れます。タイと違って外国人向けのコンドミニアム(というか外国人向け住居全体)が不足しており、全体的に価格は高めです。

500USDで探すとなると、市内からちょっと離れているApartmentが現実的になります。

市内となると800-1000USDくらいはかかります。シェアハウス一択です。

 

<家賃交渉>

交渉してナンボの世界らしいです。交渉できる要素としては、

①家賃

②家具を着けてもらう(ウォーターサーバーなど)

③電気水道ガス代

④支払い条件

⑤WIFIの設置

⑥ジェネレーターの設置

⑦入居日

大体10%から20%ぐらいのディスカウントの相場です。あとはどれだけ良い条件を引き出せるかは交渉次第。日本人はこの辺り苦手なので、ラインが難しい所ではあるのですが。。。

 

<入居までの流れ>

その後の具体的な入居までの流れに関してはまた別の記事でシェアさせて頂きます。

 

<ユキさんの状況>

僕の不動産条件はこんな感じです。

①場所:Yaw Min Gyi付近を希望
②予算:1000USD/month
③種類:Apartment
④間取り:1LDK以上
⑤広さ:50m2以上*特にこだわりなし
⑥家具家電:家具家電付を希望
⑦発電機:無でも可
⑧階層:2F以上を希望

 

条件にはそれぞれ理由があります。

 

①場所:彼女のオフィスがその近くにある
②予算:二人で割り勘するとなった場合、給料面から500USD/Monthが妥当
③種類:駐在が住むCondoになると、高い+人に会うのがメンドクサイ
④間取り:できれば2Bedroomにしてゲストを迎え入れられるようにしたい
⑤広さ:ミャンマーの物件は基本的に全て家族用なので、デカい
⑥家具家電:一年契約なので、出ていく場合、自分で処分しなければならない
⑦発電機:ミャンマーでは頻繁に停電が起こる
⑧階層:一回だとネズミや虫などの出没が心配

 

日本とは全く違う環境ですので、焦って変な家に住むと痛い目に合う気がします。

契約期間長いですし。。。

で、この二週間精力的に動いています。一件良いのが見つかったのですが、つい先日他に借り手が見つかってしまいました。前もって予約するにはDeposit(手付金)を支払う必要があり、それを彼女と話し合ってる間に誰かに持ってかれてました。。。残念。

入居開始日が9月からなので、すぐ貸し出したいオーナーからすると、あまり美味しいお客さんではないので立場は弱いもんです。

そんなこんながありますが、どんな物件に住む事になったか写真と共にご報告させて頂きますので、それでよりイメージを膨らませて頂けたらと思います。

 

<最後に>

現地採用でミャンマーに来られる際は、住居手当が出るか会社にしっかり確認するようにして下さい。上で書いてある通り、一括払いが基本ですので、いきなり自分のキャッシュを失います。もちろん会社側が負担してくれるのがベストですが、そういう会社は稀だと思います。全てが自己責任の言葉で片付けられてしまう現地採用ですので、その点はお気をつけ下さい。

ではでは。